アクアソイル工法の株式会社イケガミ

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技術資料屋上緑化

屋上緑化に関する技術資料ページとなります。
詳細資料や図面のダウンロードは、ページ下部のフォームよりお申し込み下さい。
屋上緑化サービスの概要はこちらのページをご参照下さい。

技術面での特徴

1経年変化が少ない

従来工法に見られる問題の目減、固結、透水不良がほとんど起こりません。
50年を超える実績データより、従来工法に比較して極めて経年変化が少ない(植樹システムが変化を起こさない)ことが実証されています。
樹木によって建物がダメージを受ける危険性が低く、安心して建物の利用ができます。

2健全に育つ樹木の安全性

アクアソイル工法は、太くて長い根ではなく、毛細根が多く発達できる特性を持っている植栽基盤です。
毛細根と土壌の適度な締まりの組み合わせで、倒木しにくい樹木に成長します。
これにより、植物の根が防水・構造物を破壊する危険性が少なく、「耐根・防根シート」を必要としません。
また、支柱の常設が不要です(活着までの期間は仮支柱の設置が必要)。

3潅水システム不要

アクアソイルによる植栽基盤には、「植物が吸収できる水分」である「易効性有効水分」が多く含まれています。
保水力が高く、潅水システムを必要としないので、潅水システム分の初期コストを削減可能です。
管理できる時間を制限された状況でも植物は健全に育つことができるので、商業施設などのメンテナンスも効率的になります。

4排水性が高く表面排水がない

雨水のほぼ100%を浸透・排水させるため、排水ドレンに落ち葉やチリ等が詰まることがありません。
また、引渡し後の漏水などのトラブルを想定する必要がほとんどありません。

5メンテナンスがほぼ不要

土壌の定期的なメンテナンス(土壌改良)や、土の入れ替えを必要とする事態が起こりにくい特徴があります。
メンテナンスコスト削減が可能で、中期的なランニングコストパフォーマンスが高いシステムです。

6従来工法の約1/3の軽さ

荷重制限内で設置がしやすく、屋上庭園や植樹のために構造を強化する必要がありません。
高所や狭い搬入路など、悪条件な現場でも容易に作業を行うことができます。

仕様

  • 排水資材:耐圧透水通気板+透水通気シート
  • 排水用土壌:アクアソイル排水用 厚50mm~
  • 育成用土壌:アクアソイル育成用
  • マルチング:トップソイル
  • 排水ドレイン処理:竪排水浸透枡(横引用・竪引用)

納品形態

  • 材工(植栽込)責任施工
  • 材工(植栽基盤まで)責任施工
  • 認定代理店責任施工
  • 施工指導付き材料納品
  • 一般材料納品

納期・工期目安

  • 製品のみ:1ヶ月程度
  • 材工の場合:要相談

価格

25,000円/㎡程度(平均土厚250mm、植物別、施工規模100㎡の場合)
※面積の大小、施工条件によって異なる場合があります。

よくあるご質問

(技術者向け)メンテナンスー剪定ー

剪定は樹形を維持する枝抜き剪定が最も適していると思われます。剪定ゴミも少なくて済みます。安全面で問題のある枝は思い切って抜いてしまった方がよいと考えています。

(技術者向け)メンテナンスー施肥・改良材の使用についてー

追肥なしで管理するのが理想ですが、葉色をよくする、樹勢を補うなどのために施肥をする場合は、微量要素が加えられた化成肥料をごくわずか施用すると効果的です。改良材は一部の粘土鉱物がPHの安定維持、保水性の向上などで有用です。

(技術者向け)メンテナンスー通気排水の目視確認ー

排水の目詰まりは時間をかけて進行し、植物の生育不良などで初めて気づくことが多いようです。その間、排水不良による荷重がかかっている状態が続くので建築物の安全上も深刻な問題となります。雨水点検枡を目視確認することで、排水が円滑であるかを確認できます。

(技術者向け)メンテナンスー潅水・自動潅水システムについてー

雨水を生かすことで、自動潅水システムが不要になる場合も多数あり、年間を通して全く人工的な潅水を行わない事例もあります。ただしこのことはメンテナンスフリーを意味しているわけではなく、定期的に観察をして、必要な時には思い切って水やりをすることが肝要だと考えています。仮に人の手によってに潅水をする機会があったとしても、自動潅水システムを設置した場合のライフサイクルコストに比べれば、費用は僅少です。

(技術者向け)築山・アンジュレーションについて

面排水が発生しにくい通気排水性の高い植栽基盤を用いれば、ダイナミックな造形が可能となります。斜度の目安は30°程度です。

(技術者向け)倒伏防止策ー樹木選びと支柱についてー

倒伏を防止するために、まず、風を往なしやすい樹形の植物を選ぶことが第一です。単幹より株立の方が風をいなしやすいのと、単幹も目通り寸法ではなく、樹形で選べば倒伏の可能性を低くできます。屋上緑化でも一般的な支柱は使用できますが、支柱を見せたくない場合に土木用プラスティックネットを使ったジオテキスタイル材応用支柱は合理的でコストパフォーマンスが高い技術です。樹形にもよりますがが、高さ5m程度の落葉樹(常緑樹はマイナス20%)であれば活着までの倒伏対策としては十分な支持力を発揮します。この支柱はアクアソイルの土壌せん断強度を想定しており、一般的な造園にも活用できます。

(技術者向け)倒伏防止策ー植栽基盤の役割ー

人工地盤上の植栽で倒伏防止を考える際、支柱は「仮支柱」として使用し、活着後は毛細根で支持するのが望ましいと考えます。毛細根は細かい根ひとつひとつに摩擦がかかるので、樹木が倒伏しにくいのです。この場合も微量要素を加えた改良型真珠岩パーライトと通気排水システムを組み合わせた植栽基盤は有効で、経験上最も倒伏に強いと考えています。

(技術者向け)自動潅水システムなしの管理について

「易効性有効水分」の高い植栽基盤を用いれば、雨水のみで植物を育成することは十分可能であり、事例も多くあります。軒下などの雨があたりにくい場所には雨樋の雨水を取水した上で複数箇所に分散する分水システムなどを活用することも有用です。

(技術者向け)開渠と暗渠について

屋上緑化はドレインを目視点検するために開渠にすべきというのが一般的な意見ですが、通気排水性の高い植栽基盤を用いることで、安全に暗渠にすることが可能となります。暗渠にするメリットはドレイン付近にゴミが溜まらないということで、したがって目詰まりは発生しません。排水は植栽基盤でろ過されるので、ゴミが流れ込まないのです。万が一のときのためにドレインにカバーをかけておけば点検ができます。

(技術者向け)通気排水システムについて

外構植栽、人工地盤にかかわらず植栽の成否を分けるのは土壌と通気排水資材の組み合わせであると考えています。通気排水システムには重力水(雨が降って24時間以内に流出する水)を円滑に排水する機能が求められます。重力水は浸透、排水の際に植栽基盤に酸素を取り込む役割も果たすので、この重力水を効率良く排水することが重要なのです。通気排水システムには十分なマージンをもたせてありますが、今後局地的気候によって想定外の降雨がある場合に備え、もしもの時に改良ができる通気排水システムが望ましいでしょう。通気排水のトラブルは目に見えないところでゆっくりと進行するので注意が必要です。

(技術者向け)土壌についてーアクアソイル育成用/排水用ー

保水性と通気排水性を最大限に生かす粒度で構成され、微量要素を加えたアクアソイル(育成用/排水用)と後述の通気排水システムの要件を満たした植栽基盤が、屋上緑化に最も適しています。また、この技術は人工地盤化した外構にも活用が可能です。

(技術者向け)土壌についてー土壌硬度とCBR値ー

土壌硬度は自然土壌と同程度であることが望ましいでしょう。また植物の植え付け初期の植物の安定や園路の施工などを考えると、高いCBR値を持つ土壌の有用性は高いと考えています。植栽基盤を全体に施工した上で、園路の施工ができるのと、通気排水システムがシンプルにできるからです。

(技術者向け)土壌についてー植物が使える水分=易効性有効水分ー

pF1.8から3.0の「易効性有効水分」が重要です。この水分が多いか少ないかが「植物使える水が多いか少ないか」を意味するからです。pF値の高い難効性有効水分は土壌の粒子と強く結びついて、植物の根はこれを吸収することができません。同じ有効水分と表記されていても、それが植物から見て使える水か、そうでないかを見極めることが重要です。

(技術者向け)土壌についてー耐久性ー

一般の植栽と異なり土壌の交換や改良が困難な屋上緑化において、土壌が経年劣化を起こさないこと、つまり耐久性が高いことが大切です。アクアソイルは固結や目減りなどの経年変化が極めて起きにくい土壌で、約半世紀の実績があります。

(技術者向け)土壌についてー屋上緑化の特性と植物の成長についてー

屋上で樹木が大きくなりすぎると荷重、防水の安全性という二点でトラブルが起きやすくなります。屋上緑化の土壌には植物をゆっくりと健全に生育させることが望まれます。栄養豊富な土壌や肥料分を多く含んだ土壌での生育管理には十分な注意が必要です。

(技術者向け)防根・耐根について

毛細根が発達する植栽基盤であれば、植物の根が防水を傷める可能性が低いといえます。そもそも、屋上緑化のトラブルは土中よりも防水の天端(屋上緑化の急所)で起きやすいようです。毛細根が発達するタイプの植栽基盤を前提に考えれば、事故の可能性は極めて低いといえます。防水保証への耐根シートが求められる場合は、防水メーカーの自着式の耐根シートが最適でしょう。

(技術者向け)躯体および屋根勾配について

陸屋根の状態で円滑に排水する設計であれば屋上緑化の施工には問題はありません。急勾配は、RC造などの場合は30°がひとつの目安となります。勾配の長さによっては施工上の安全性、利便性を確保するために滑り止めが必要となりますが、植栽基盤の崩落の危険性は極めて低く、一旦植物が活着すれば、崩落の可能性は極めて低いといえます。

(技術者向け)防水について

アスファルト、シート、塗膜、FRP、躯体防水、金属防水など、いずれの防水でも屋上緑化の施工が可能です。ただし、一部の塗布防水で膨潤劣化を起こしやすい工法については検討が必要です。屋上緑化の側から見た場合、という注釈をつければ、躯体防水は最適な防水です。シート防水の一部には「耐根機能」「紫外線カット機能」を備える工法があります。躯体への追従性について検討する場合は、一部の金属防水が効果的なようです。

(技術者向け)屋根仕上について

通常の屋根、折半屋根、金属葺のいずれも施工が可能です。折半屋根と金属葺の場合は草屋根工法が活用しやすいので、そちらをご参照ください。

(技術者向け)建築物の構造について

荷重の範囲内であれば、木造、鉄骨、プレキャスト、PCいずれの構造でも屋上緑化が可能で、施工事例があります。

技術資料のダウンロード

ダウンロード可能な資料は、下記の資料となります。
ダウンロードをご希望の方は、フォームよりお申し込み下さい。

  • 標準断面図
  • 標準断面図(耐圧透水通気板全面・排水用100mm)
  • 標準断面図_砂利敷
  • 耐圧透水通気板敷設平面図(標準)
  • 耐圧透水通気板_敷設平面図_アクアソイル工法_水上・水下・ロングスパン部・要排水改良箇所
  • 耐圧透水通気板敷方法
  • 立上部標準断面図(標準エアレーションなし)
  • 立上部標準断面図(エアレーションあり)
  • 水下ドレイン部詳細図
  • 水下ロングスパン部・要排水改良箇所・高木植栽-1 詳細図
  • 水下ロングスパン部・要排水改良箇所・高木植栽-2 詳細図
  • 土厚と樹高
  • ジオテキスタイル応用支柱
  • デッキ・植栽地接合部推奨納まり(平面)
  • デッキ・植栽地接合部推奨納まり(断面-1)
  • デッキ・植栽地接合部推奨納まり(断面-2)
  • デッキ・植栽地接合部推奨納まり(断面-3)
  • アンジュレーション・築山_技術説明
  • 園路・平板施工・アクアソイルモルタル
  • 雨水有効利用潅水システム-1
  • 荷揚時玉掛参考資料
  • 屋上緑化の排水_開渠と暗渠
  • 植栽枡に植えた場合の保水性・保水率の検証
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